ここでは、楠葉中学校遺跡 について紹介します。
在所:楠葉丘二丁目12-1・・・楠葉中学校内
【ポイント】
①.遺跡情報・・・インターネット(枚方市教育委員会)
・遺跡の時代:奈良・平安中期
・遺跡の種類:集落跡
・遺構 :溝
・遺物 :土師器、瓦器、瓦質土器、瓦
・ジャンル :史跡(遺跡関係)
【関連写真】
【補足説明】
①.遺跡情報・・・インターネット(枚方市教育委員会)
男山丘陵の西側斜面に広がる遺跡で、1973年度に市立楠葉中学校が建設されるときに発掘調査されました。
溝からは土師器(はじき)の高杯(たかつき)なども出土し、奈良~平安時代の遺構であると考えられます。付近を平城京よ大宰府を結んだ奈良時代(8世紀)の山陽道が通過していたという説もあり、これと関係するかもしれません。
②.現地案内板より
この遺跡は、1973年楠葉中学校建設に先立って発掘調査が実施され、奈良時代から平安時代にかけての高杯・土師皿など数多くの遺物が出土しました。
遺物の内容から、交野天神社の祭祀に関係する遺跡と考えられます。
この周辺には、継体天皇樟葉宮跡伝承地、西山廃寺(足立寺(ソクリュウジ)跡)和気(ワケ)神社、飛鳥時代に創建された四天王寺の瓦窯(ガヨウ)跡、鏡伝池(キョウデンイケ)などがあり、歴史的・文学的に重要な地域です。
2004年12月 枚方市教育委員会
【参考情報】
Wikipedia:枚方市立楠葉中学校