昭和28年7月18日 大水害

県下最大の被害を受けた日高川流域において、被害の中心であった御坊町をはじめ流域町村の惨状は目を覆わしめるものとなった。

降水量は17~18日で推定500ml、被害状況 死者26名、行方不明100名、重軽傷者3000名、推定床上浸水4000戸、内家屋流失365戸。

日高川の水位上昇は最大で7m、上流から下流までの橋梁のほとんどが流失、下流域の御坊町周辺一帯はほとんどが冠水し、水の引いた後は泥沼となった。

写真提供 杉本フォト様