ここでは、三井(美井)発祥の地 について紹介します。

在所:三井南町18-1

【ポイント】

①.当地は、古来茨田郡三井郷と称した。

②.聖武天皇の御字、行基菩薩河北の地に三井を掘る。

 一の井は讃良郡高宮村、二の井は同郡秦村、三の井は茨田郡のこの地。

③.周辺の開発が進む中地名発祥の原点として碑が建立された。

【関連写真】

 かしの木公園全景2024_04_25 金只   道路際の標石2024_04_25 金只   

 標石の案内板2024_04_25 金只   案内板(三井(美井)発祥地の碑)2024_04_25 金只   

 

【補足説明】

①.三井(美井)発祥の地碑文より

 現住所 大阪府寝屋川市美井町・美井元町

 旧住所 大阪府北河内郡友呂岐村大字三井

 当地は古来茨田郡三井郷と称し、平安時代すでにその郷名が記録されている。由来書によれば、「聖武天皇の御字、行基菩薩河北の地に三ツ井を掘る。一ツは讃良郡高宮村、二つ井は同郡秦村、三ツは茨田郡に造る。」とあり、これによって三井の名が生じたといわれる。ごく最近までこゝに三つの井戸が並んでいたといわれ、この井戸を中心に三井の集落が発生し、現在の美井元町、美井町、境橋町、三井南町と発展したのである。

 いまや、開発が進み、往古の面影が消えてしまっているが、オークヒルズ香里の完成を期に、三井(美井)の地名発祥の原点として、碑を刻し、後世に残すことにした。

    平成2年8月吉日 美井三町町々政運営協議会

【参考情報】

インターネット:三井(美井)発祥の地