ここでは、三軒門(春日) について紹介します。
在所:春日元町2丁目
【ポイント】
①.浪人が出没した幕末期に防犯目的で路地入口に建てた。
②.夜になると門には閂を掛けるはずだがほとんど掛けることなかったが、鳥羽伏見の戦いの際は掛けたとのこと。
この他にも、津田元町3丁目、尊延寺2丁目でも見ることができる。
【関連写真】
【補足説明】
①.枚方市教育委員会発行 文化財情報より
春日の村の中に、道を遮るように、扉のない門がたっています。浪人が出没した幕末期に、道を挟んだ3軒が防犯のために建てたものです。毎晩、閂を掛けるはずだったのですが、実際にはほとんど掛けなかったといわれています。鳥羽伏見の戦いのときには、さすがに閂を掛けたとのことで、戦いの影響が春日周辺まで及んでいたと考えられます。