ここでは、百済寺遺跡出土塼仏 について紹介します。

在所 枚方市藤坂天神町5番1号 
種別 府指定文化財 有形文化財 考古資料
指定 平成18年01月20日
所有

枚方市教育委員会

【ポイント】

①.平成13年の百済寺跡の発掘調査で出土

②.現物は、田中鋳物工場民俗資料館で保存

 ※ マップは、百済寺跡の出土箇所に接続

【関連写真】

 百済寺跡から出土した「せん仏」
2013_03_02説明会場で撮影 金只

  

【補足説明】

①.枚方市ホームページより

 「せん仏」とは仏の姿をかたどった土製のタイル状のもので、古代寺院のお堂の内部壁面を飾ったり、礼拝に用いられたと考えられています。

 平成13年に百済寺跡の西隣で実施した発掘調査で見つかった「せん仏」は、図様から奈良時代に属するものと考えられ、当時の百済寺における信仰のあり方をうかがわせる貴重な資料です。ひとつの遺跡から60点を超える多量の「せん仏」が出土した例は全国でも珍しいです。