ここでは、神田中央公園 について紹介します。

在所:東神田町37

【ポイント】

①.面積;1,228㎡

➁.遊具;総合遊具

③.トイレ;在り

【関連写真】

 公園全景2023_05_10 金只   神田囲い堤防の案内板2023_05_10 金只   

 案内板(神田の囲い堤防と高地整理) 2023_05_10 金只   手洗い所2023_05_10 金只   

 

【補足説明】

①.現地案内板(神田の囲い堤防と耕地整理)

 神田地区は、東に寝屋川、西に古川が流れる地にあり、それらの川の豊かな水をして昔から米作や畑作が行われてきました。しかし、この豊穣の地は、自然の脅威から免れることのできない危険な地でもありました。ひとたび大雨が降れば北からの水が流れ込み、洪水に見舞われ、人々が営々と築き上げてきたものが、濁流に押し流されていまうこともしばしばありました。災害か集落や耕地を守るために、周囲に堤防を築きました。これを「囲い堤防」と呼んでいます。

 しかし、神田の囲い堤防内の地形は、西部が高く東部が低かったので、東部一帯は大雨ごとに水没し、反対に西部ではいつも農業用水の確保に苦労してました。そこで、明治40年(1907)から明治42年(1910)にかけて、囲い堤防内の東部のの内を対象に高低差をなくし、二毛作のできる水田とするための耕地整理事業がおこなわれました。

 大型の土木機械のない頃の工事、すべて人力に頼っていたといわれます。その結果、総面積27町9反5畝1歩(約27.72ヘクタール)の土地が間口12間(約22m)、奥行40間(約73m)の長方形に区画され、さらに用排水路が完備されました。以後、この地の耕作は容易になり、神田地区の発展につながりました。

 今も、この地区の農地や道路などに整然とした区画が見られるのも、このような先人たちの水との戦いの歴史があったことによるものです。

    寝屋川市

【参考情報】